GPSシステムについて
GPSシステムの基本構成は、地上約2万km上空の6つの軌道に、それぞれ4基以上の衛星が周回する、計24基の人工衛星で運用されています。GPS受信機は4つの衛星からデータを受け取って緯度/経度/高度/時刻を計算します。そのため、一旦受信をおこない、これらの情報を捕捉できれば、計測を開始することができます。さらに15分以上おくことで、より詳しいGPS航法データ(衛星の軌道情報)を受信できるため、より精度良く計測することができます。
ただし、15分以上置いても、大気の状態や使用環境によって、距離の計測に誤差が生じることがあります。