トレーニング効果を確認する
トレーニング効果とは
トレーニング効果は、ワークアウトごとに評価される心肺能力などに関する指標で、ワークアウトの効果を確認するのに役立ちます。おこなったワークアウトが、心肺能力の維持や向上など、どのくらいの効果がある運動かをあらわします。
「Epson View」で確認でき、機器本体では確認できません。
トレーニング効果値の目安表
トレーニング効果 | 目安 |
---|---|
0.0-0.9効果なし |
― |
1.0-1.9軽度 |
初心者向けのトレーニングとして、長時間の運動に耐える能力の向上に向いています。アスリート向けの回復トレーニングにも適しています。 |
2.0–2.9維持 |
基礎トレーニングに有効です。 |
3.0–3.9向上 |
このレベルのトレーニングを1週間に2~4回を定常的におこなうことをお勧めします。 |
4.0–4.9大幅な向上 |
週1~2回程度、運動をする方に向いています。このトレーニング後には、回復のため、トレーニング効果値が1.0-2.9のトレーニングをおこなうことをお勧めします。 |
5.0過度 |
初心者には、お勧めできません。アスリートにとっても、十分な回復や回復トレーニングが必要です。 |
(注)トレーニング効果に関する情報は、Firstbeat Technologies Ltd.により提供・サポートされています。
詳しくは、以下をご覧ください。
すべてのワークアウトで、トレーニング効果値が高い運動が必要とは限りません。例えば、1週間に向上レベル (3.0-3.9) の運動を1回、維持レベル (2.0-2.9) の運動を2回程度おこなうと普段運動をしない方の能力向上、普段運動をされる方の能力維持には十分な運動です。
トレーニング効果は、機器本体の初期設定後、約1ヶ月間使用すると精度が高まります。
トレーニング効果測定条件
対象種目
全種目(ラン、ウォーク、トレッドミル)
トレーニング効果を確認するために必要な条件
ワークアウト計測で、心拍計測をオンにしている。
以下のときは、トレーニング効果を正しく確認できないことがあります。
- プロフィールの情報(身長/体重/性別/生年月日)が機器本体に正しく入力されていない。
- VO2maxの推定値がない。
- ワークアウト計測中の気象環境が、高温/高湿/高所のとき。
- ワークアウト計測中の体調がすぐれないとき、病気や慢性的な疲労が蓄積しているとき。